カンボジアの若い力
カンボジアで生活を始めて、早いもので2カ月が経ちました。
久々のブログ更新です。。
現地に住み始めて、この国は若い人が多いなーと感じます。
バイクで勤務先やスクールへ向かう若者、
家の手伝いする子どもたちなど、
数多く目にします。
簡単データを見てみると・・・
カンボジアは人口1500万人で、24歳までの人口の割合が全体の50%を占めます。
65歳以上はわずか4%です。
日本とは正反対の人口ピラミッドとなります。
高齢者が少ない要因は別にありますが、カンボジアでは若い力が
経済を牽引しています。
実際僕の会社でも、ほとんどが僕よりも年下ですし、
19、20歳の子もいます。(インターンの子も多いんです。)
若いだけではありません、特筆すべきは彼らの語学力です。
この国に来て一番驚いたことは英語が比較的市内でほとんど通じるところです。
トゥクトゥクに乗るとき、店で買い物、レストランで食事するときも
英語で困ったことはあまりありません。
なぜこんなにも英語が通じる人が多いのだろうか。
これは発展途上国、更にはカンボジア特有の経済システムからでした。
カンボジアはASEAN諸国の中でも外資の参入の際のハードルが
低いです。
株式取得が可能だからです。(=経営権のほとんどを握れる)
そういった制度上の仕組みから外国からの投資が年々進んでいる。
カンボジアの若者はそういった外資系企業への就職、クライアントとの
取引で、外国人と英語での会話をしなければならない。
ここで働くには、英語での会話は最低限のラインなんです。
日本とは大きな違いですよね。
ほとんど日本人は日本語しか使えない。
日本特有の問題もあるが、
通常日本で就職する際には日本語だけ話せればいいし、
強いていうなら、そんなに勉強もしなくてもいい。
更にカンボジア人は第三言語を勉強している人が多い。
中国語、日本語などである。
目的はその国で働きたいわけでなく、カンボジアでの給料相場が
語学習得によって給与が大きく異なるからだ。
彼らは給料を上げるため、更にキャリアアップする為に
日々努力している。
先日、会社でカンボジア人スタッフたちがリーダーシップ研修で学んだことをみんなの前でプレゼンをしてくれました。
流暢な英語でのプレゼン、堂々とした意見交換、とても素晴らしかったです。
僕は途中から聞き取るだけで精一杯でした。。。
彼らが将来リーダーとしてカンボジアを引っぱっていくことを
とっても楽しみにしてます!
ではでは。